[太陽光発電]太陽光発電システムも壊れる?


太陽光発電システムはメンテナンスフリー?

ほとんど可動部分はなく、基本、メンテナンスフリーな太陽光発電!といううたい文句ですが、本当なんでしょうか。

導入検討していた時にとても気になっていたことでした。

どれだけ壊れないものなのか、ほんとうにノーメンテで性能維持できるものなのか。

不具合に会われた方の情報や事例がなかなか見つからなくモヤモヤしていたところ、太陽光発電システムの不具合事例ファイル―PVRessQ!からの現地調査報告という不具合事例集の本があったので買って勉強してみました。長期間にわたりしっかり発電していきたいと思ってる方であれば、読んでおいて損はない一冊だと思います。



この本を読んでわかったことは、そもそも障害に気づくころは末期なことが多く、徐々に性能ダウンしていて、おかしいな。と思った時には悪化した症状が顕著になったとき。ということ。

普段からの発電実績の観察が重要

経年で予想発電量と実績の乖離割合の変化(徐々に乖離が進んでいく等)を観察してないと気づけない。ということ。
毎月の発電量の予測と実績はしっかり記録して、定点的にチェックが重要ということを学びました。

影は太陽光発電の敵

太陽光発電って、影になったら発電しない。というのは誰もが知ってる話とおもいますが、、、

故障(性能劣化)の主な原因は、結線不良やパネルのひび割れ、ごみなどで影ができホットスポット(局所的に内部抵抗が高まり周囲より温度が高いエリア)が発生してしまうためのようです。

その中でも落ち葉や鳥の糞が長期間パネルの上にあって、そこだけ内部抵抗が高い状態になり発熱、劣化するということが多いようです。それはモジュール全体、しいてはストリングやクラスタに影響を与えて全体の性能ダウンさせてしまう。

太陽光パネルに落ちる部分的な影はシステム全体に悪い影響を与えるということ。

まず屋根の上のパネルをはじからはじまでじっくり見ることはほぼ不可能ですし、ホットスポットは見た目じゃわからないようです。

ということからも5年先、10年先にかけての話になりますが、パネ ルの掃除や点検はしておいたほうがよさそうです。
業者選びは値段だけではなくアフターフォローの厚さやメンテスキルを有している業者を選んだほうがよい。ということですね。

最大発電量の計算

パネル一部に影がかかった場合、発電性能がどう変化するかの検証や、方角の異なる面に設置されたモジュールの組わせで、どのように発電量が見積もられるのか。など、わかりやすく解説されています。この本のおかげで直列並列のパネル組み合わせがどう発電量にあらわれるのかも理解できました。

少し電気に詳しい方であれば疑問もたれることかと思いますが、ストリングによって発電電圧が異なっていた場合におこる現象や、発電能力の異なるストリングを並列結合した場合も発電できますが、そのようなケースの発電特性の見積もり方なども勉強になりました。

まとめ

  • 劣化予防のため定期点検・清掃はしたほうがよい。ということ。
  • 壊れにくい発電システムだが、異常に気付くには長い目で発電予実の観察が必要。
  • あやしいな。とおもっても一般的な人では原因個所の特定は難しい。ということ。

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One Response to [太陽光発電]太陽光発電システムも壊れる?

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